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さて今回私”だいせん”はワイフとそして8ヶ月になる愛娘と3人でフランスをレンタカーで周りました。赤ちゃん連れでの海外旅行を計画するにあたり勇気を頂いた"Baby Packer"のサイトにまずお礼を申し上げます。それでは今回の旅程表をどうぞ。
日付 | 宿泊地 | 経由地 |
---|---|---|
2003.05.05 | Inflight (AF273) | |
2003.05.06 | Mont Saint Michell | Paris (CDG) |
2003.05.07 | Margaux | Blaye |
2003.05.08 | Carcassonne | St. Emillion |
2003.05.09 | La Cell | Camargue, Marseille |
2003.05.10 | La Cell | Arles, Avignon, Pont du Gard |
2003.05.11 | Nice | Monaco, Eze |
2003.05.12 | Inflight (AF274) | Paris (CDG) |
Special Thanks : 今回もヨーロッパの道路標識や交通法規は、"Bridgestone"のサイトで勉強させて頂きました。車はAF273便の到着に合わせて早朝4時から営業している"Hertz"でレンタルし、今回新たに緊急時のため導入したGSM携帯電話及び海外通信に関しては、"GMPC"のお世話になりました。GSM携帯特有のSIMカードについては"モベル"で契約できる英国O2社のポストペイド(後払い)を利用しました。さらに旅程作りには有名な"ミシュラン"のサイトと"Mappy"のサイトを利用しました。ありがとうございました。m(__)m
また今回赤ちゃん連れの海外旅行ということで南仏、特に子連れ情報にも詳しいTOMOさんの"プルニエ (prunier)"のサイトを参考にさせていただきました。結果としてホテル選び、レストラン選びと大変重宝させていただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
さて装備品ですが、赤ちゃん連れのため通常の旅行道具以外に今回はミルク用のお湯沸し兼煮沸器として100−240V対応のコンロ、時にベビーカー、石畳や古い町に多い階段では赤ちゃんごと背負えるベビーカー、MANTEN社の”おんぶっこバギー”を持参しました。レストラン用にはテーブルにひっかけて使う赤ちゃん用の椅子も日本から持参しましたが、フランスは思っていた以上に赤ちゃんフレンドリーで、ほとんどの店に子供椅子があったので結局一度も使いませんでした。紙おむつは諸先輩方のWEBを参考に品質の良い日本製のパンパースMサイズ80個入りを1パック、粉ミルクは”ほほえみ”350g缶を2つと100gスティックを1箱(20本)日本から持ち込みました。スーツケースのこれらのスペースは帰りはお土産入れとなりました。
その他にもフランスで日本語が通じるお医者さんを調べ、(幸いこれも使わずに済みましたが)かかりつけの小児科で事情を話し一通りのお薬をもらって持参しました。
とても役に立った”背負える”ベビーカーと哺乳瓶も煮沸できたコンロと鍋。さらに念のため導入したGSM携帯についてですが、SIMカードがないと機能しませんのでどこかで調達しないといけません。最近ではJ−フォン (Vodafone)のグローバル・スタンダードやドコモの FOMAカードの新型のものが海外でGSM各キャリアにローミングできます。ただし着信料金(ローミング料)がかかります。これを避けるためには滞在国の電話会社のプリペイドカードの購入が必要です。空港で手に入ればいいのですがそうでないと携帯電話屋を探すのも大変です(でした)。フランスの場合、CDG空港内にあるレンタルのSIM屋さん"Call'Phone"で借りるのも便利ではないでしょうか。フランスのSIMなのでフランス国内での着信は無料です。ウェブ上から予約もできますが、今回は早朝到着のため営業時間に間に合わず断念しました。
2日目夕方にやっと入手したフランステレコムのプリペイドSIMと動作表示。(ブランド名のOrangeが表示される)
前出のモベルで契約できる英国O2社の後払いSIMでのローミング画面。フランステレコムとSFR
フランス第3の携帯電話会社”ブイグ”とニースではお隣イタリアの”Wind Telecomunicazioni SpA”も受信。
5月5〜6日 パリ〜モンサンミッシェル
エールフランスのスターウイング(夜便)273便でシャルルドゴール空港へ。今回の車は、フランスということで期待していた通りプジョーの307でした。濃い目のブルーメタリックの2.0 HDIとエンブレムにあります。この2リッターコモンレール式直噴ディーゼル・エンジンには(66kW/90HP仕様)と微粒子フィルター付き(80kW/110HP仕様)の2種類があるようですがどちらかはわかりませんでした。当然のようにマニュアル・ギアボックスで日本では嫌われ者のディーゼルなのですが再三書いているようにこちらのディーゼル車は燃料に硫黄分がありませんのでトラックを含め、黒煙は全く見えません。(脱硫のため軽油は1リットル100円以上しますが。)プジョーのエンジンは前回のフォーカスTDIより若干ディーセルっぽい音(カラカラ音)がします。パワーはともかく相変わらずトルクは十分にあり5速のままで高速で追い越しをかけられます。
朝の5時にドゴール空港を出発して暗い中ノルマンディ方面にオートルートを走ります。フランスの交通の流れは日本に似ています。制限速度+10〜20K位が実際の流れでしょうか。従ってオートルートは130制限が140〜50K位、郊外の自動車専用道路で120〜30K位、一般道路は100〜110K位、街中で60〜70K位でしょうか。続発する欧州特有のロータリーに始めは少々ビビリますが他のウェブでの噂ほどではありませんでした。悪名高きパリ市内のもの(なんと進入車が優先!!らしい)を除いては他の欧州諸国と同様にロータリーの中の車が優先ですので出られなくなる、ということはありません。この優先関係はとてもはっきりしていて無理に進入せずみんな停まるので、どちらかと言うと安全であるとさえ言えます。
セーヌを渡るフランス版ベイブリッジ?
市街に入ったら必ず減速、町を出たら制限速度+αへ加速!そうこうしているうちに辺りは明るくなり2時間半ほどで有名なエトルタの崖に到着しました。田舎ではありますが観光地らしくホテルやみやげ物屋が軒を連ねていました。
像の鼻に見えるというエトルタの崖と浜をはさんだ反対側(崖の上に教会がある)エトルタからさらに車を走らせること約2時間、本日の目的地モンサンミッシェルに到着しました。遠くに勇姿が見えた時は思わず車内に歓声があがりました。
ついに到着!さすがは世界遺産、車もかなりの台数です。
駐車場で見かけたオールアルミ製のアウディA2と駐車場から見上げたモンサンミッシェル。宿はこの真正面に位置する "Hotel-Restaurant Le Relais Saint Michel" です。HPのとおり絶景の宿でした。特に早朝は下部を霧につつまれ、さながら”天空の城”となっていました。
ホテルはココ(黄色の○)です。絶好のロケーション!
翌朝、部屋から見た朝もやにけむるモンサンミッシェル。写真をクリックすると大きく表示します。ちなみにこのホテルと同経営で有名な”プーラールおばさんのオムレツ屋”さんがあります。駐車場から入ってすぐ左側で卵をリズムマシーンのようにリズミカルにかきまぜる音が聞こえてくるのですぐわかります。が、まずこのかきまぜ係と焼き係の若者の愛想が悪いこと!カメラを向けても、誰かが話しかけてもニコリともしません。そして私の母も以前ツアーで訪れてランチにオムレツをいただいたようですが、個人で行くとはっきり言って”高い!”です。有名なためか、かなりお客さんは入っていますが、オムレツは(日本人には)ちょっと大きいし(確か3千円位)、シェアさせてくれないし、グラスワインは確か18ユーロも(デキャンタではありません、グラス1杯です。)して二人でフランス最初のランチなのに8〜9千円もかかってしまいました。う〜ん。同経営とは言え、私達が泊まったホテルは接客よかったんですが。
5月7日 ボルドー近郊のマルゴー村へ
今日は最大の移動日です。フランス北部のモンサンミッシェルから西部のボルドー近郊、かのマルゴー村まで500k走ります。フランスでは一部有料ですがオートルートを最大限に使い、赤ちゃんを気遣いながらメドックの対岸の町BLAYEまでやってきました。ここからフェリーで対岸に渡ります。時間があったので携帯電話屋でフランステレコムのプリペイドSIM(シム)カード "Mobicarte" を購入しました。これでフランスの携帯電話となりローミングではなくなるので着信料は無料になります。
18時発最終のフェリーでジロンド川のガロンヌ、ドルドーニュ川の出合った少し下流を渡り対岸メドック地区のマルゴー村とポイヤック村の中間付近に着きました。ここから今日の宿 "Le Pavillon de Margaux" までは10分位でした。まさにあのマルゴー村です。背後に見える教会の先にシャトー・マルゴーがあるのです。夕飯ではシャトー・マルゴーというわけにはいきませんが、お隣カントナック村の3級 Cantenac Brown 1999 をいただきました。2000年は言うに及びませんが、99年もマルゴーAOCはなかなかです。ホテルのセラーでは30年を越えるオールドヴィンテージワインや2000年の左岸のものなど6本を買いました。車の旅ならではの楽しみです。
ジロンド川は思っていたより大河だった。BLAYE - MEDOC 間のフェリーと遥かに対岸オー・メドックを望む。
約20分の船旅で対岸メドック地区に到着、向こう側にも最終便に乗る人、車が待っていました。
約10分のドライブで本日の宿(マルゴー村)Le Pavillon de Margauxに到着。
ホテルの裏手にも延々広がるぶどう畑。そしてぶどうの木。
翌朝シャトー・マルゴーまでお散歩。
シャトー・ローザン・セグラやパルメも近くです。
5月8日 サンテミリオン経由カルカッソンヌへ
今日はボルドー近郊の世界遺産サンテミリオンの町に寄り、これもまた世界遺産に指定されている城塞の町カルカッソンヌまで移動します。まずはサンテミリオンまで小1時間車を走らせます。世界遺産だけあって小さな村ですが左岸のメドック地区とは違いなかなかの人出でした。ここでもシャトー蔵出しと同じ価格で買えるという"観光案内所(i)"のとなりの "Maison du Vin de St-Emilion" で2000年もののワインを買いこんでしまいました。
風情あるサンテミリオンの街並とランドマークのモノリス(一枚岩)教会。サンテミリオンにも別れを告げ、オートルートに乗りカルカッソンヌを目指します。今回もっともホテルの予約が大変だったこの町の宿は "観光案内所" のサイトで探し、ホテルへ直接Eメールで予約しました。いろいろな業者(のサイト)を通して問い合わせるとすべてが満室と断られたからです。超有名観光地であり、業者に払うコミッションが馬鹿にならないからでしょうか。このあと最終日のニースのホテルも同様に観光案内所のウェブ・サイトから予約することになります。ここではオーシャン・ビューを指定できる3スターのホテルを予約できました。旅行業者のサイトでは、オーシャンビュー指定、とすると4つ星の高級ホテルしか予約できず、また高額なようです。(多分)
ともかく夕方にはホテルに着きました。下調べの通り、Cite(シテ)(復元された城塞)までは歩いて5分ほどでした。赤ちゃん連れでベビーカーを押すので駅前のホテルから歩く、というのは避けたいことでした。飛び込みで来ている外国人も見かけましたが断られていたようです。ここ(特にシテの周辺)では予約が必須のようです。
ライトアップされたシテの城壁。
5月9日 カマルグ経由、アラン・デュカスのオーベルジュへ
今日は午前中に赤ちゃんを背負ってシテの城塞をツアーで回りました。ツアーはコムタル城からスタートして所要小1時間位で大劇場の横で終わります。その隣、サン・ナゼール・バジリカ聖堂をちょっとのぞいて、ランチをとって”シテ”に別れを告げ、次の目的地プロバンスに向け出発します。
一般では入れない内部を周る城塞ツアー。
復元されたシテ城壁(写真をクリックすると大きく表示します)とカルカッソンヌ旧市街(駅方面)。
サン・ナゼール・バジリカ聖堂のステンドグラス。
ランチのレストランでフランス人に遊んでもらったウチの赤ちゃん。(しばらくして泣いて帰ってきた)(笑)カルカッソンヌに別れを告げ、オートルートでローヌ川河口のデルタ地帯”カマルグ”に向かいます。ここには野生の白馬やフラミンゴが生息している(らしい)。
カマルグの野生の白馬の群れ
やっと見つけたフラミンゴ(デジタルズームのためビンボケてます)”カマルグ”は広大でした。それでも予定通り白馬の群れと遠巻きながらもフラミンゴを見ることができました。このあとマルセイユ方面に向かったのですが橋だと思っていたところがまたフェリーで(50mくらいしかない川?運河?だったのですが・・・)しかもユーロが底をついてしまいお財布のなかの小銭で運賃まけてもらったのでした。カッコ悪〜!(でもおじさんありがとう!!)
(ここでユーロ文無しになった私達はこのあともう一度”カッコ悪〜”になるのでした。でも知る由無し。)
私達はこのあと通行料金はカードで払い、途中サービスエリアでATMを発見するもX印が出ていておろせず、ノーマネーのまま今日の宿、かのアラン・デュカスとトリュフの帝王ブルーノ・クレモンが立ち上げたホテル・レストラン。"Hostellerie de L’Abbaye de La Celle" に到着してしまったのでした。お部屋が敷地内に点在していて私たちの "Rolle Room" はぶどう畑に面した一番端の広いお部屋でした。お兄さんが荷物を運んでくれたのですがキャッシュがなく、チップを渡せませんでした。カッコ悪〜2。(ゴメン帰りに渡すね・・・)
南仏風のレストラン・レセプション棟とお部屋の前に広がる敷地内のぶどう畑。今日のメイン・イベントはここでのディナーでしょう。アラン・デュカスのレストランでもパリのものと違ってここは田舎?(リゾート)のようです。(一番高い)お勧めの”GRAND MENU DE L’ABBAYE”でも72ユーロでした。お料理は自家栽培の野菜あるいは地元の肉・魚で作られていると言っていました。いわゆるフランス料理のイメージとは違いさっぱりとしていて、薄味(ダシ味?)でとてもおいしく、サービスも(失礼だが)ここがフランスとは思えないほど素晴らしく日本のフレンチレストラン以上?とさえ思えました。ワインの種類も実に豊富で知識が少なくても知っているものが必ず見つかりそうな程です。そのワインも地元の物が良いのでしょうがラングドックやローヌは強いので邪道ですがピノ・ノワールにしました。ソムリエ氏は珍しいのかテーブルで自らテイスティングし”う〜ん?(ふ〜ん)”という顔をして残りを持って帰ってしまいました。日本人はブルゴーニュの繊細さを好む、といいますが確かにこのあたりのブドウの木は太陽をいっぱいに浴びているからか見るからにたくましい。当然そのワインも・・・
ところで我が娘はというと良い子にパンを食べていてくれ、マネージャーらしき紳士も小さな”赤ちゃん用のワイングラス”を笑いながら持ってきてくれたり、ウェイターさんもソムリエさんも、はてはレセプションのおねえさんまでときどき赤ちゃんにウィンクやスマイルを投げてくれるのでキョトンとしながらもご機嫌でデザートそして小菓子までゆっくりいただくことができました。席も宿泊客だからか(あるいは赤ちゃん連れだからか)角の静かな席を用意してくれました。Merci !
5月10日 アルル・アヴィニヨン・ポンデュガールへエクスカーション
さて今日はアルル、アビニィヨン、ポン・デュ・ガールを周ります。まずはオートルートでアルルへ。
アルルの世界遺産2000年近く前のローマ時代の円形闘技場。
円形闘技場の上から見たアルルの街並みとローヌの流れ、そして観光地で必ず見かけるトロリー。
世界遺産のロマネスク教会、サン・トロフィーム教会とその中にあるステンドグラス。つづいてアビニィヨンの城壁の中の古い街並みを赤ちゃんを背負って登り法王庁宮殿へ。
アビニィヨンの法王庁宮殿とロシェ・デ・ドン公園から見下ろすローヌ川とサン・ベネゼ橋。さらに少々駆け足ではありますが、”ポン・デュ・ガール”へ車を走らせます。出かけるのがいつもチェックアウトのお昼近くになってしまうのですがこちらはサマータイム、緯度が高いせいもあり夜9時頃まで明るいのはとてもありがたいです。
ここも人が多かった、ポンデュガール。(ローマ時代の水道の橋)写真をクリックすると大きく表示します。今日は土曜日、ひょっとして・・・と思い帰りにスーパーに寄り、エビアン(赤ちゃん用)とコントレックス(大人用)を買い込みました。また陽も高い午後6時半でしたが正に閉店時刻らしくお酒コーナーでシードルを見てたら”早く勘定して帰ってくれないか、閉店時間なんだ!”(仏語なので推測)と言われ店を出て振り返ったらすべてシャッターが閉まっていた。そして翌日の話になるがお昼頃ここを通ると予感的中!”休み”でした、日曜なのに・・・やはりここはフランスなのであった。
さてアラン・デュカスの2晩目のディナーである。昨日もよくしてくれたマネージャーらしき紳士が昨日と同じ席へ案内してくれた。土曜の晩ということもあるが、昨晩と同様に満席です。メニューは変わらないそうなので相談した結果53ユーロの "MENU GASTRONOMIQUE" コースにしました。ワインは最初プロバンスのロゼ、そのあとソムリエ氏おまかせで強すぎない赤、ということで地元の "Coteaux Varois" をそれぞれハーフボトルでいただきました。さすがソムリエ氏、今回は地元のものだからでしょうか、テイスティングはしませんでした。お願いした通り飲みやすく、ボルドーあたりに似た感じがしました。食事もお肉がラムから地鶏に変わったくらいで値段の差は感じないほどおいしかったです。(そう言えば昨晩もこのコースのお客が多かったような気がします。)我が娘も引き続いて良い子にしていてくれたので子連れ日本人の評判も上がったかな?
ともかく料理、サービス、お部屋と大満足な2泊となりました。ここはまた必ず訪れたい場所になりました。Merci !
5月11日 プロヴァンス〜コートダジュールへ
いよいよ今回の旅も残り少なくなってきました。とてもフレンドリーだったオーベルジュのスタッフ達にお別れして、コートダジュールを目指します。
緑の木立を抜け、オートルートでニースを目指します。ニースでオーシャンビュー指定で予約できるのは大抵4つ星になってしまうと思います。また安い料金プランの場合、運と交渉力がないと海側は難しいと思われます。今回3つ星(147ユーロ)で海側指定できたのはニースの旅行案内所のウェブサイトからです。(私達と同じホテルをご希望ならこちらから。またご自分で他のホテルも調べたい方はこちらからどうぞ。)同じホテルでも他のサイトでは海側指定ができませんでした。(但し海側に空室がない日は選択画面が表示されないようです)
お部屋は予定通り最高だったのですが・・・なんと駐禁!お部屋は予定通り最高だったのですが、おむつ替えとミルクの間にな、なんと駐車禁止でキップ切られてしまいました〜。(T_T) みなさんやはり駐禁には気をつけましょう。(ちなみに罰金は75ユーロ)
我が子もミルクを飲んでご機嫌になったので私達も気を取り直してエズ、モナコへ足を伸ばしてきました。まずは上の道で "Eze Village" へ向かいます。途中に駐車&ビュースポットがありました。眼下に地中海、見上げるとエズの村。
鷹の巣村”エズ”がよくわかりますね。
エズの眼下に広がる地中海。赤ちゃんを背負ってエズの村を回り、(背負えるベビーカーが大活躍です)さらに一走りでモナコに到着しました。日曜のモナコはお店も多くが閉まっているようで閑散としていました。カジノというわけにもいかないので2週間後に行われるF1モナコGPのコースをドライブしました。メインスタンド付近は観光客でにぎわっていましたが、全体的にはまだこれからコース整備といった感じでした。
にぎわっていたメインスタンド付近。丘の上に見えるのは王宮。
スタンドは大分できていました。そしてTVでも映った "VODAFONE" の看板。ニースに戻り、前出の プルニエ (prunier) のサイトでお勧めのレストラン "Les Dents de la Mer"でシーフードをいただきました。南仏の気候には本当にロゼが似合うと思います。ということでおいしいお魚料理と冷やしたワインでほろ酔い加減のフランス最後の夜は更けていったのでした。
5月12日 ニース散策
いよいよ最終日です。午前中は海岸をお散歩しながら子供服を買ったりしてランチを”コ−サレヤの市場で一番有名なレストラン”と紹介されていた"Le Safari" でいただきました。人気に違わずとてもおいしく、そしてずっと満席でした。午後も今までほとんどできなかったショッピングで過ごしました。やっぱり赤ちゃんものが多くなりましたがかわいいものをいろいろ見つけることができてとても楽しい時間でした。これもプルニエ (prunier)の情報のおかげです。ありがとうございました。
ニースは空港まで20分程のドライブです。給油を済ませ、レンタカーをチェックインして定刻通り18時のパリ行きに乗りこみました。パリでは大分待ち時間がありましたが、最後のディナーをいただき、ワインを空けて、買い物もして、東京行きAF274便の機上の人となりました。機内ではお隣も赤ちゃん連れでした。フランス人の赤ちゃんはずっとバシネットに良い子で入っていましたがウチの子はすぐ起きてしまい、あとはほとんど”だっこ”でした。(笑)日頃の教育が違うのかな?
珍しい(らしい)2連バシネット。
後 日 談
帰国後の我が子は異国で脳に刺激を受けたのか 一気に ”寝返り ・ はいはい ・ つかまり立ち” をマスターして見せたのでした。(笑) 帰国して一ヶ月が経ち、好奇心にも火がついて、自分で移動さえできるようになった”彼女”を連れて”今ではもう行けそうにありません!!” レストランでじっと座ってなどいられないでしょう。とても良い時期に行った(行けた)のだなぁ、と感謝しているこの頃です。