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今年も私”だいせん”が大好きなヨーロッパをレンタカーで一人旅しました。旅先からデジカメとWindows CE機カシオペアで更新してきました。今後、写真を順次スキャンしたきれいなものに更新して、テキストも書き加えていきますのでよろしくお願いします。まずは今回の旅程表です。
日付 | 宿泊地 | 経由地 |
---|---|---|
2000.02.14 | Inflight (AF273) | Paris (CDG) |
2000.02.15 | Buchendorf (D) (ミュンヘン郊外) | Munich |
2000.02.16 | Salzburg (A) | Tyrol |
2000.02.17 | Cesky Krumlov (CZ) | Salzburg, Linz |
2000.02.18 | Praha (CZ) | Ceske Budejovice |
2000.02.19 | Dresden (D) | Poland |
2000.02.20 | Berlin (D) | ザクセンスイス |
2000.02.21 | Inflight (AF274) | Paris (CDG) |
Special Thanks : 今回もドイツの道路標識や交通法規は、Bridgestoneのサイトで勉強させて頂きました。車はHertzにお世話になり、そして海外通信に関しては、バイブル”旅先通信ガイドブック”とその著者”旅先通信研究所”のBBS、さらに携帯PC技術研究所(略称:携技研)HPのお世話になりました。 ありがとうございました。_(._.)_
今回は、99%の確率で旅先からのアップデートができるはずでした。なぜなら昨年の旅の経験から最終兵器”音響カプラー”を購入したからです。しかしながらそもそも部屋に電話がなかったプラハでは、かないませんでした。ドレスデンではISDN電話だったため、音響カプラーが役に立ちました。
2月14・15日
エールフランスのスターウイング(夜便)でシャルルドゴール空港経由ミュンヘンへ。乗り換えに2時間50分もあるので最初の旅のレポートは、ドゴール空港からと思ったのですがクレジットカードがエラーになって電話出来ませんでした。ミュンヘンでは電話できましたが認証エラーで接続できませんでした。しかも入国時警官がでてきてパスポートを虫眼鏡で見はじめるわ、荷物は全部開けられるわ、感じ悪ぅ〜。ともかくミュンヘン空港からSバーンで市内へでて、車は使わず市電と地下鉄で有名どころをまわりました。これで空港施設利用税12%(今回約100DM)が節約できますし、市内中心部を歩いて観光できます。(ちょっとだけ鉄道の旅もできる)トラムで町をまわるのも楽しいです。今日もドイツワインでほろ酔いになってしまいました。
仕掛け時計のあるミュンヘン市庁舎とBMW本社(通称:4気筒ビル)
2月16日
ミュンヘン郊外のホテルからアウトバーンでフッセン市内を経由し、ノイシュバンシュタイン城とホーエンシュバンガウ城へ行きました。途中から雪で事故もあり、トレーラーの立ち往生で渋滞など大変でした。
フッセンに向かうと・・・今年も雪!でも今回はスタッドレスで万全!苦労はしましたが、それを忘れさせる美しいお城でした。ふもとの駐車場からと有名なマリエン橋からの雪のノイシュバンシュタイン城をどうぞ。
駐車場から(左)と有名なマリエン橋からのお城。雪がいい味だしてます。
それから雪の山道をこえてオーストリア(チロル)へ入り、アウトバーンが再びドイツに入り、そしてまた国境を越え、ザルツブルグに到着しました。
2月17日
城塞からザルツブルグ市内。そしてモーツァルト生誕の家。
モーツァルト生誕の地ザルツブルグを観光して、市街を離れ、ザルツカンマーグート(湖水地方)をドライブ(フシュル湖、ウォルフガング湖、モント湖そしてアッター湖畔)それから山と湖にお別れしてアウトバーンA1、A7号で終点Linzから126号線でついに国境地帯に入りました。さきにオーストリアのゲートがあってしばらくいくと免税店があり、つづいてチェコのゲートがありました。やはり時間がかかり、一度事務所に戻って帰ってきてやっとゲートがあきました。チェコに入ったとたん道幅がせまくなり、センターラインもなくなりました。雪は激しくなり積もりはじめ、あたりも真っ暗になりました。車の数もガクッと減り、10分に一度くらいしか対向車が来ません。ちょっと心細いドライブでしたが45Km程のドライブで世界遺産の町チェスキー・クルムロフに到着しました。途中でも突然ライトアップされたお城に出会いましたがここのお城も世界遺産だけあって特に雪の中ライトアップされた姿は信じられないほど美しいです。
明日明るくなってから町を歩くのが楽しみです。でも、チェコに入って感じたことは車も少ないし、雪が降る夜にみんな歩いて帰っていること、町の灯りはどこも少ないのにお城はこうこうと照らされている、そして物価が安い。夕食もビール付きで1000円でお釣りが来ました。とってもおいしいのでさらにびっくり。明日はプラハに近づきます。
ライトアップされたチェスキー・クルムロフ城。そしてこの少年はどこまで歩いて行くのか?2月18日
初めての快晴の中、チェスキークルムロフの町を歩きます。小さな村なのですぐに1週できます。昨晩見たお城にも登ってみました。お城と市街広場の町並みです。
チェスキー・クルムロフ城と市街広場
プラハに向かう途中、バドワイザーの名前の発祥の地?チェスケーブディヨヴィツェに立ち寄りました。オタカル2世広場も素敵でした。おっと駐車禁止にもご注意あれ!大抵の広場は駐車可能ですがパーキングチケットが必要です。1時間あたり50円位ですので切らさないようにしましょう。罰金になったら外国人料金になるかもしれませんよ。
チェスケー・ブディヨヴィツェ市街広場と駐禁取締り中の警官。
Golf4と同じプラットフォームを使うシュコダ・オクタビア夕刻、首都プラハに到着しました。ここも聞きしにまさる美しさです。町中いたるところがライトアップされ、鳥肌がたちました。もう、すっかり東欧にハマりました。でも旧市街は迷路のようで何度あるいても行きたいところに行かれず、一瞬死ぬかと思ったほどです。(笑)駐車場付きのホテルを探すのに道に迷いっぱなしでした。でも美しいからよしとします。それでは夜のプラハをどうぞ。
ライトアップされた夜のプラハ旧市街広場。
2月19日
プラハの旧市街を歩いてカレル橋を渡りプラハ城まで歩きました。写真で遠くに見えているこのお城の中も鳥肌が立つ美しさです。
観光客でにぎわうカレル橋。
プラハ城内の聖ヴィート教会と新市街の中心ヴァーツラフ広場。
プラハの町からプラハから北東を目指して走り、ポーランドを通過のため入国(Transit)。またまたへんぴな国境を車で通過したので言葉が通じず15分位かかりました。(^_^;)ビザがいらなくなったのを大きなバインダー開いて確認していました。ポーランドは印象としてチェコよりちょっとだけ道路も車もボロい感じです。標識も見ずらく道を確認するのが大変でした。しかもドイツとの国境が川なのですが両側に同じ名前の町があり橋が国境なのです。どうやらかつては両方ドイツ領だったようです。僕はそれに気づかず標識にしたがって同じところを3周してしまいました。
やっとのことでドイツに戻るともうパラダイスです。道はいいし、標識はぬかりないし。。。アウトバーンを150Kで巡航してドレスデンにつきました。今夜のホテルの電話はISDNで、初めて秘密兵器”音響カプラー”で通信しました。回線がデジタルなのであっさりコネクトできました。
ドレスデンのホテルから旅先通信。2月20日
朝食をすませてドレスデンの旧市街へ向かいます。中央駅からのメイン通りは、なんというか計画経済の賜物とでも言うべき、無味乾燥な建物が続きます。
でもエルベ川に向かってさらに歩くと。。。古いですね。
ドレスデン旧市街。
君主の行列とツヴィンガー宮殿。
そのあとドレスデン近郊の”ザクセンスイス”へ向かいました。またしても雪です。スイスというだけあってとても素敵な景色でした。
ザクセンスイス(ザクセン州のスイスの意)
ドレスデンからベルリンへのアウトバーンは、ところどころ路面が非常にバンピーで120K制限でもかなり上下動が激しく、石畳といい、こちらの車のサスペンションが優れているのがよくわかりました。いくつかの工事中セクションを抜け、ともかくベルリン市内に入りました。が、ベルリンは広いです。今までのように中央駅を目指そうにもその名の駅はないし、なんか薄暗いと思ったらやっぱり旧東独地区に入っているわで少々迷いましたがなんとか旧西ベルリンの中心ツォー駅の近くに宿を見つけることができました。駐車場付きではなかったのですが近くの地下駐車場が24時間20マルク(1200円)という安さでした。
2月21日
ベルリンの町は広いのでまずツアーバスで1週してみることにしました。大きく広い都市ではそれが有効でした。日本語のガイドも聞くことができます。まずは朝のツォー付近と大戦の痛手を今に伝えるランドマークたる”カイザーヴィルヘルム教会”です。
朝のベルリンツォー付近と戦争の傷跡を今に伝えるカイザー・ヴィルヘルム教会。続いてかつて東西のベルリンをつなぐ検問所のあった通称”チェックポイント・チャーリー”記念館もあります。"YOU ARE LEAVING THE AMERICAN SECTOR" とあります。そして裏側には "YOU ARE ENTERING THE AMERICAN SECTOR" と書いてあります。まさに10年前まで壁が二つの町に分断していたのです。
チェックポイント・チャーリーまたツアーバスは自由に途中下車できますのでSバーンに乗り換え、残されたベルリンの壁などを見ることもできます。
オリジナルの壁が残る地区。そして今ベルリンは再開発の真っ只中です。ヨーロッパでもっとも活気がある町と言われています。
再開発の進む旧東独地区とベルリンのシンボル、ブランデンブルグ門。次に訪れるときはすっかり様変わりしていることでしょう。それを見に来るのもまた楽しみです。最後に夕方車を出して少々地理勘のついたベルリンをまわって(特にブランデンブルグ門を車でくぐりたかった!)ベルリンテーゲル空港で車を返却しました。いよいよお別れです。定刻20時50分AF2435便はシャルルドゴールへ向けベルリンを後にしました。