就職して最初に、ヤナセに勤める友人の同僚の愛車を1年落ち走行23,000Kmで買った初めての輸入車です。'89からCiにもパワステがつきましたがこれにはありませんでした。左ハンドルでパワステなしマニュアルというなかなかマニアックな車でした。(スライディングルーフもついていましたが手動!!)でもシンプルが一番!ということでこの車は今考えても、とても基本がしっかりしたいい車だったと思います。どっしり、かっちりとした印象を与えるスタイルもとても好きでした。シートも表皮以外側面はビニールでしたが厚みもあり後のアウディよりもいい出来だったと思います。マニュアルギアボックスだったので燃費は通常で11Km/Lツーリングでは13Km/Lも楽々超えました。小さいボディにもかかわらず、高速で横風を受けてもビくともせず台風の時など、普段我がもの顔の国産高級セダンがみんな道を譲ってくれました。アウディをはさんでまたVW車を所有することになるのですが、やっぱりゴルフの良い所は失われていませんでした。VWというと”大衆”イメージがあり、かのロールスもそれを嫌ったようですが、ドイツでは国民車がこんないい車であるということが羨ましいと思います。しかし、よくパワーウィンドウが壊れた。そのたびにサンルーフから通行料金を払ったもんだ。(弟談) 挙げ句の果てに、食事中に //当て逃げ\\ されて、犯人はわからず...トホホ。 最後は、あわれな姿と下取り価格で去っていきました。 |