Daisen's Blog

とうとう最終日。今日も２日券で１１０バスに乗った。

念願のバチカンでは、新法王と世界中からの信者がイベントを行っていた。そのため
建物内には入れなかったが、まぁ中はまたいつかのお楽しみに、ということで。

コロセオ、真実の口、スペイン階段、とバスのおかげで有名ポイントは見て周れた。
確かにローマは奥が深い、１週間くらいは必要かもしれないと思った。


真実の口教会の中は工事中だが、真実の口にはいけるようになっていました。

　
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さて部屋で一服したあとは、時間もないので日本語テープもある１１０バスを
使うことにした。

確かに短時間の割には、主だったところを見れてよかったと思う。身軽とはいえ、
ベビーカーと２人のちび連れでは、自由行動は大変だった。
しかも今日はライトアップされたバチカンやトレヴィの泉を見ることができた。

最後の夕飯はテイクアウェイとなったがまあよしとしよう。


１１０バスはチケットを持っている人が優先乗車。定員制のため昼間は満席で断られる場合がある。


夜も昼も泉の前は、渋谷のような人出だった。これにはさすがに驚いた。

無事定刻ローマ・フィウミチノ着。明日夜のフライトまで時間があるので市内観光へ
繰り出すことにした。

まずは荷物を軽くしなければ。空港で探すと到着したターミナルＡの遥か先の
ターミナルCの一番奥に "Left Luggage" を発見。今日もあらかじめ必要な荷物を小分け
しておいたのでスーツケース２個をここに預け、バック１個とベビーカーで
身軽になれました。(きっちり24時間まで1個3.5 EUR)

　

初日に通った連絡通路を通って今度は駅に向かいます。レオナルドエクスプレスの切符は
なぜか自動販売機で買えず、窓口で買いました。すでにベルが鳴っていたのですが
あわてて改札し、走って乗せてもらいました。こういうときベビーがいるとちょっと
温情かけてもらえるので嬉しいです。

テルミニまでノンストップなのですが、（知らずに乗った外国人もいたようです）市内に近づくと
まるで小田急のようにノロノロになりました。それでも３０分で着いたのでほんとは
もっと近いんですね。そう考えると１０ユーロはちょっと高いけど成田よりはマシ。

ホテルは駅からもっとも近く、１００ユーロ程度との条件で、Ｃａｐｉｔｏｌを
予約。急激なユーロ高のため、直接サイトでの価格１２０より日本の代理店経由
で１５８００円の方が安いという現象。

レオナルドエクスプレスのホームが遠いせいもあるが、駅を出るちょっと怪しいエリアからは
５分ほどで確かにホテルはあった。２星で目の前はトラムの停留所だが、防音窓のおかげで
室内は静かである。さらにバスタブもあり、利便を考えると十分合格である。

　
少々こじんまりしている入口。振り返ればもうテルミニ駅。

今回の旅もあとローマ１晩を残すのみとなりました。

昨晩は暗くて気づきませんでしたが、このホテル、テラスからの朝食は清清しくて
フルーツ盛合わせもあったりしてなかなかのものでした。

今日はシチリアに別れを告げ、ローマに戻ります。Autoroute 2006は、今日のルート
（モンレアーレ〜パレルモ空港）を35.8Km/32分と表示しました。



一方レンタカーは今日の１１時でちょうど１４日料金。余裕を持って９時半過ぎに
出発しました。モンレアーレから丘を下るとすぐにパレルモ市街。そしてナビに従って
片側４車線の大通りを左折。



そのまま道は町を出て高速になるようですが・・・あれよあれよという間にイタリア名物の渋滞。


こういう車が１台現れたかと思うと・・・

あっという間に２車線が３車線、そして路肩も走る・走る・・・

私たちは渋滞するから迂回しましょう！の標識とナビを見て一旦高速を降り、ビーチを経由して空港に
向かいましたが着いたのは、結局１３時過ぎ。



レンタカーは２時間オーバーのために１日分追加、チェックインが
はじまりランチはお預け、ふんたりけったり。

これじゃあ、乗り遅れる人も出そうだよ。渋滞箇所には警察も出てたけど何が原因なのか？
案内標識があるから毎日のことらしい。ウチも１４日料金で済まそうと早く出ていなかったら
ヤバかった。今日も１人２０ユーロの格安フライトだし。

と、ランチも機内持ち込みでなんとか１４時４５分のローマ行きに間に合うことができた。
（予定では空港でゆったりランチ＆ショッピングだったのだが・・・）


今日の格安フライトは、ＷＩＮＤ　ＪＥＴ、IV244便。(PMO-FCO)　スポットまでは当然バス。


ちなみにこの岩山のせいで町から空港までの道に選択肢が少ない。

今回の旅もあと２泊となりました。終わりが近くなるとつい足を延ばし
たくなります。今日の宿、パレルモの隣町モンレアーレに行く前に
エリーチェに立ち寄ってみることにしました。

高速を降りて進むとつづら折のワインディングロードになり、ぐんぐん
高度を上げていきます。


ちょっとジブラルタルに似ていると思った。

そして高台の町、エリーチェ。駐車場でお土産を売っていたおじさんが、
パーキングチケットを買いに行こうとした僕に、”そんなもん買わなくて
平気、平気”と教えてくれたのでした。


この町もちょっと静かないいところでした。次回はゆっくりと訪れたい。

しばしの散策とケーキタイムの後、モンレアーレへ。
ナビに従って最短距離を進むとまたしても狭くクネクネの
山越え。そして日が暮れた・・・

まるでパリヌーロに行った日の悪夢のよう。そしてモンレアーレの町、
想像と違ってやはり明かりが少なく街中が暗い。そして道が狭い。

まさか！と思う道を進んだ先に今日のホテル ”Hotel Carrubella Park Hotel”
がありました。思いっきり巻き舌のおじさんの薦める広場のレストランで
ちょっと遅い夕飯を食べ明日のローマ行きに備えて荷造りをしました。

　
モザイクタイルのキリスト像、夜と朝。

　
同じく、モンレアーレからパレルモ近郊の市街の眺め。