知らないうちにメルセデスBクラスも日本発売がされていました。
これはイタリアではほとんど
見かけませんでしたね。
イタリアでは何と言ってもプレミアムはアウディでした。
アウトストラーダでも飛ばしてくるのはA4アヴァントTDIが圧倒的に多かった。
ヨーロッパではアウディがトレンドのようだ。
(ソース)
さてメルセデスにはRクラスなる魅力的なクルマも出ていた。(
値段を抜きにすれば全モデル
4マチックのパッケージングはとても魅力的なのだが、日本には上級のR350とR500しか入らない。
R350でもリッターたったの7.7Kmしか走らない。本国には2.8リッターからディーゼルがある。これらは
どうやら欧州ではリッター10km程度以上は走りそうである。(本国WEBカタログより)排気量も3.5Lなんて
不要である。ガソリンエンジンだからそうなるのであって、ターボディーゼルなら2.8Lもあれば十分であろう。
個人的には2.4TDIで十分走ると思うが。)
そしてもっと驚いたのは・・・
日本のトップページでCDI(コモンレール直噴ディーゼル)の
プロモーションである。ちょっと調べてみたら
プジョーも05モーターショーでメルセデスと
並んでより
力の入った展示。
日本では数年前からすっかり悪者で忘れられたディーゼル乗用車である。そういえばトラックも
最近は規制のおかげで以前のように黒煙モクモク吐き出すこともなくなっている。
自分自身は毎年のようにヨーロッパでドライブをしていますが、レンタカーはまず100%
(MT車の場合)TDIである。そしてその豊かなトルク、素晴らしい燃費に感動しています。
特に今回の
グランデ・プントには感心した。ユーロ4、ユーロNCAP5スターで僅か1.3リットルの
TDIがアウトストラーダで170k/h(メーター)巡航が可能だった。6MTとエコノミークラスの
レンタカーにしてはゴージャスだったがコンパクトクラスに負けず劣らずよく走った。そしてその
コンパクトなボディには車線のないイタリアの混沌とした街中でとても助けられた。
チェコ・ポーランド・ハンガリーはフォード・フォーカスTDIで走った。リッター20Km位走って
くれた。
フランス・
スペインもプジョー307HDIで走った。これも広い室内と良好な燃費、
大きなトルクで快適によく走ってくれた。
なんとディーゼルが好きで日本にこれを並行で入れて乗っている方がいます。以前から
そのブログは存じ上げておりましたが、今回TBさせていただこうかと思っています。
さらにリンクで地球上をドライブしながら、環境について考える、
技術者の長旅日記、という
ブログも拝見しました。技術的な観点がとても勉強になります。
TDIとATの相性ですが、低速トルクが大きいので特に日本の多段化したATとのマッチングが
良いのでは、と推測します。今回プントで6速MTをドライブした感じではディーゼル車とは言え
十分スポーティなドライビングが可能、しかも大きなトルクを生かして手抜き運転も可能でした。
日本の都市部では相変わらずMTはつらいのでしょうが、郊外では楽しく、環境にやさしく、
(軽油の税が安い日本では特に)お財布にもやさしいのでは、と思います。
VWゴルフあたりにも導入を強く希望したいところであり、実際の価格レンジが
1.8NA < 2.0NA < 1.9TDI < 2.0 turbo のような設定なら私は迷わずTDI車を
購入するでしょう。