4時間少々走ったでしょうか、とうとうシチリアへの玄関口、”Villa San Giovanni” へ
到着しました。
サイトによるとフェリーは24時間20分おきに出ているようですが
実際は想像していたよりはるかに混んでいました。(面白い試みとして乗り場の様子が
ウェブカムで見れるようです。とても興味があるのですが、重くて映像が出ないのが残念。)
この左にも入口があって空いていますが、どうやらカターニャ行きの入口のようです。
写真でお分かりのように、あっという間に左からいくつも割り込み列ができあがっています。
このあと右側の隙間にも車がぐいぐい入ってきてトラックの後ろに1列、前の旧型プントの
左の隙間にも頭を突っ込んできてさらに1列できあがります。
ここはやはりイタリアです。
結局1時間以上待ったでしょうか、やっと船に乗り込めそうです。(料金は乗用車の場合、
人数に関係なく、車両の長さで決まるようです。わからなければ車種でもOK。私は”プント”と
言って20ユーロ払いました。←ウェブとちょっと違うのですが・・・上の写真の場所から150m程
進んだ広いところに1ヶ所、その先一度街中に出て左折し、船が見えてくるところにも1ヶ所
切符売り場がありました。)
この先に2つめのチケット売り場があった。乗船時はチケット回収のみです。
最後の方だったので、乗りこむと直ぐにゲートが閉まり船は動き出しました。急いでデッキに上がり
トイレを済ませて外に出るとなんともうシチリアが目の前でした。所要わずかに20分程度。
ここはイタリアですからモタモタしてはいられません。最後の方で一番底の階に駐車したので
降りるのは早い方になります。大急ぎで車に戻るともうゲートが空き始めていました。
再びパソコンナビを起動し、アウトストラーダでタオルミナを目指します。
参考までに、メッシーナ側のフェリー案内標識
余談ですが、2015年には日本の技術も使ってここに橋がかけられるようです。
ソース:
世界最長のつり橋建設受注 石播、メッシナ海峡に
石川島播磨重工業は15日、イタリア本土とシチリア島の間に架けられ、世界最長のつり橋となる「メッシナ海峡大橋」の建設工事を受注したと発表した。
イタリアの大手建設会社を中心とする共同事業体の一員として、橋全体の基本設計や橋げたの一部、橋げたを支えるケーブルの建設工事などを担当する。受注総額は約5300億円で、石播の受注分は190億−330億円程度になる見通し。
石播によると、同大橋は両岸で橋を支える主塔間の距離が3300メートルで、明石海峡大橋(1991メートル)を抜いて世界最長となる。2008年春に着工、15年の完成を予定している。橋の幅は60メートルで、複線の鉄道の両脇に片側2車線の道路を設ける。
(共同通信) - 5月15日18時59分更新