親切なホテルの若夫婦にベビーカーを借りて天空の町、ラヴェッロにむかいます。
途中、エメラルドの洞窟に寄りましたが今日は波が高いのか、クローズでした。また
明日トライしてみます。
プライアーノからアマルフィまでの区間はセンターラインもない狭いクネクネ道。それでも
路線バスSITAが大きな車体でほとんど減速せず、軽快な?ホーンをならしながら
コーナーに突っ込んできます。バスに関してはところどころバス同士がすれ違える所に
無線を持った係員がいてコントロールしているようです。そんなわけでSITAバスも
おまえらがよけろ〜と言わんばかりに容赦なく突っ込んでくるわけです。この独特の
軽快なホーンはアマルフィの海岸線の遠くから近くまでいろいろな所から聞こえて
きます。その度に”おっやってる、やってる”と、ちょっとニヤけてしまうわけです。
アマルフィの町を抜けた先を左折して今度はぐんぐん上っていきます。この道も
狭い!よくバスが来るな、と。
2速でエンジンを唸らせながら2〜30分位?走るとラヴェッロに着きました。
駐車場はP標識にしたがって前の車に付いていくと斜面を利用した大きいのが
あります。
まずはドゥオーモ広場の一角に入口がある”ヴィッラ・ルーフォロ”へ。ここは
階段が多くてバギーには不向きでしたががんばって海が見えるところまで
行ってみました。
ここは広場から近いので便利ですがもう一つの”ヴィッラ・チンブローネ”は
もっと
”天空”してます。距離も長くてかなりハードな道のりでしたが
途中でレモンチェッロ製造販売のお店に立ち寄ったり、レストランで休憩・ランチ
したりしてがんばって進みました。道は狭くアップダウンもありますが一応
スロープになっているのでベビーカーでも進めます。
ホテルのお客の荷物や納品は小型のキャタピラー車が運んでいましたが
建築資材はなんと馬が運んでいました。
さて20分?30分位ベビーカーを押して歩いたでしょうか?最後に木の門の
ところの唯一の階段を越え最後の直線に入りました。
さぁこの先に待っていたものは・・・
あぁ絶景かな。
帰りはアマルフィの街によってドゥオーモの階段を登り、夕日を浴びて
ジェラートを食べて帰ってきました。
ディナーのマンマのパスタの味は・・・これまた”う〜ん、アルデンテ”
苦労しましたが、木の門のところの唯一の階段を越えた先に待っていたのは・・・